水質汚濁性試験
当協会では、農薬登録に必要な水質汚濁性試験を実施しています。本試験は、ライシメーターという模擬水田施設(2m×2m)を使用して、模擬水田に処理した農薬の田面水中濃度を経時的に測定し、減衰傾向を確認し、一定時期に約1m地下から浸透水を採取し、農薬が検出されるかを確認します。当協会の模擬水田は畦畔の有無を選択することができ、コンクリート壁面の壁面漏水をなくし、現場の水田と近い条件で試験することも可能です。
また、模擬水田の試験結果から、実際の規模での試験を実施する実水田(20a以上)を使用した試験も実施しており、実際の水田と変わらない条件で試験をすることでより詳細な知見を得ることができます。