大豆の株間・株元の雑草防除も可能とする除草剤畦間散布装置を開発 |

大豆栽培における雑草防除に活用できる除草剤畦間散布装置をヤマト農磁(株)と共同で開発しました。平成21年春からヤマト農磁(株)より台数を限定して試験販売される予定です(価格は6万円)。
この装置を使えば大豆畦間を手押し歩行しながら、除草剤を畦間に散布できます。大豆の株間・株元にも除草剤を散布させたい場合は、装置中央及び左右両端のカバーを適度な高さに上げます。但し、カバーの高さによって薬害等が懸念される除草剤がありますので、使用する除草剤を良く理解した上で適切な設定のもと使用することが大切です。
装置両端のカバー及びノズル位置をスライドさせることで45cm〜80cmの畦間に対応できるようになっています。バッテリー式或いはエンジン式の背負動噴による作業の他、手元のコックで散布圧を絞ることで、セット動噴による背負わない散布も可能です。散布に要する時間は、10aあたり30分程度です。大豆の本葉2〜3葉期から草丈50cm程度まで使用できます(品種により異なります)。小型軽量なため、小区画や変形圃場でも使えます。
 |
|
 |
写真1 共同開発した除草剤畦間散布装置 |
|
写真2 畦間散布風景 |
|
販売元:ヤマト農磁(株)
電話 03-3401-4627 磯田・本田 |
畦間散布装置試験販売機の散布風景[MOVIE](3.85MB)
大豆生育期の雑草防除に活用できる新たな除素剤畦間散布装置
株間・株元への除草剤散布のしくみ |